ポートフォリオ

Release One-Man Live『EPOCH』2015.09.22 at Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by Kazushi Hamano

another side of『LIFE IS FANTASY』photo by

sandclock summer 2015

『LIFE IS FANTASY』Special Interview

6月3日にメジャー・デビュー・ミニ・アルバム『EPOCH』をリリース後、全国各地で夏フェスやイベントに出演してきたサンドクロック。11月4日には早くもミニ・アルバム『LIFE IS FANTASY』のリリースが決定し、その勢いは増すばかりだ。9月22日、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて行われた『EPOCH』リリース・ワンマン・ライブでも、新曲「君はファンタジー」をはじめ、声のループで観客を巻き込んだ「IN THOSE DAYS」などを披露し、会場を沸かせたが、明らかに“攻め”のライブだった。そんな加速する活動ペース、攻めのモードは『LIFE IS FANTASY』にも色濃く出ていた!

インタビュー:古城久美子

怒濤の2015年夏。サンドクロックが加速する!

滝田 『LOG』(2014.12.3)を出してから、まだ1年たっていないんですね。すごく昔のことに感じますね。濃い1年だったなぁ。

――今の勢いとともに、ものすごいスピード感で進んでいますね。『EPOCH』に続いて、11月4日には『LIFE IS FANTASY』がリリースという。

滝田 怒濤の数ヶ月でしたね。『EPOCH』を6月3日にリリースして、キャンペーンで各地を廻らせていただいて、7月から『LIFE IS FANTASY』のレコーディングがスタートして、プラス、夏フェスにも出演したりしていたので。振り返ることなく来ているというか。

――レコーディングが7月からということは、曲作りは6月に?

永田 そうですね。結構、出先のホテルとかで曲作りしたりしていました。キャンペーン終わって、帰ってホテルで歌詞を書くとか。

――頭を切り替えるの大変ではないですか?

永田 頭切り替わってないですね。

――(笑)。ま、切り替える必要はないのかな。夏フェスはいかがでしたか。福岡もかなり盛り上がっているとか?

滝田 福岡の「NUMBER SHOT 2015」はかなり印象的でしたね。僕らの中では、今までで一番大きなステージで。お客さんも2万人くらい集まったそうなんですけど、ステージからの景色がCGかと思いました。これ本物!?って(笑)。

――大舞台でしたからね。いい経験になったのでは。

滝田 フェスって、お客さんはほぼ僕らを知らないし、ステージから客席が遠かったりもするから、これは本当にエネルギーを飛ばさないと届かないって実感して。こういうところで戦っていかなければならないんだなっていう。 永田 野外ライブだったし、オープニングだったので、みんな入場したりしているところでステージに集中していないなか、振り向いてもらうためにやるべきことってあるんだなって。

――その後、福岡のワンマンライブは完売したそうですね。

滝田 はい!「NUMBER SHOT」を観て来てくれたお客さんもいたようで、うれしかったです。九州は第二のホーム的なところもあるのかな。

永田 THEイナズマ戦隊のツアーで一緒に九州を廻らせてもらったことも大きいと思います。

滝田 そこで土台が作れたよね。去年のツアーと違うのは『EPOCH』の曲もラジオで流してもらったりして、聴いて来てくれる人も多くて。「あ、この曲!」とか「この曲が聴きたかった!」というような、今までにあまりない感覚がありました。セットリストも野外用に固めていきましたが、繰り返しやることで(「SUMMER SONIC」「a-nation」「ベリテンライブ」ほか)、形ができたかなって思います。

――そんな怒濤のスケジュールで『LIFE IS FANTASY』のレコーディングはどのようにスタートしたんですか。

滝田 最初はリード曲をまず出そうと、曲作りを各々スタートして。候補曲が出そろったところで、曲選びをしていきました。

――ファンタジーというキーワードは?

滝田 もともとタイトルが決まっていたわけではないのですが、どの曲を先頭に走らせるかとなって。1曲1曲、僕らの実体験を元に作っていますが、それぞれの世界観があっても、ファンタジーなら意味も広いし、全て含むことができる強力な言葉だから、「君はファンタジー」を軸に『LIFE IS FANTASY』で表せるなと。

――「Life Is Beautiful」という名作映画もありますよね。

滝田 そこからも、インスピレーションがあるかもしれないですね。それこそ、ビューティフルではないですが、ファンタジーには“素晴らしいもの”というような意味があるようにも思いますし。ライフ・イズ・ファンタジー!! って言いたくなりません?

――確かに。アメイジングとか、造語ですがファンタジックという言葉が使われる時にも“素晴らしい”という意味を含むような。

滝田 だから、聴く方が自分なりのファンタジーを捉えてもらえれば。

――2人にとってはどういうイメージがあるんですか?

永田 うーん、自分が作った曲もそうですけど、物語を作る的な意味なのかな。創作というような意味だと思います。

滝田 直訳、そのままだな(笑)。妄想とか幻想とかありますが、僕の中では、魔法使いとかドラゴンみたいな現実離れしているものより、現実にはあるけれど手に届かないものというイメージ。掴もうとするとすり抜けちゃうような。現実もファンタジーばっかり、人生とはそういうものだなと。

――「君はファンタジー」の世界観ですよね。曲がまた気になってしまって。これ、狙っていますよね?スタイル・カウンシルのオマージュ。

滝田 そうですね。今回はアレンジにこだわったので。アレンジジャーさんやディレクターさんと、この曲をどう料理する?ってなった時に、最初の“ジャジャジャッ”っていうアレンジを土台に作ってみようと。すでにラフな歌詞もあったんですけど、このアレンジにはハマらないから、最初のイメージとは変えたんですよね。

――そのくらいアレンジにこだわったんですね。

滝田 そうですね。フックがあって、ラジオとかで流れたら印象深いだろうなと、勝負に出ました。

――全体のアレンジもコーラスも気になるフックが多いですからね。今回、より、それぞれの個性が色濃く出ていて。「あの娘は今日もホントB型」も永田さんらしい。前作の「サロペット」に続くような女の子題材の曲で。

永田 この曲もファンタジーです。まず曲があって、歌詞は半分冗談で思いつく面白いことをたくさん書いていたのですが、意外と評判がよくて。そのくらいの感じで書いていったんです。「ボディーラインにエントリー」という言葉がふぁーっと降りてきて。そこから広げていきました。

――よく降りてきましたね(笑)。

永田 「ボディーラインにエントリー」ってすごくダサいなって。よくわからないでしょう。君のボディーラインをめぐって競争するレースにエントリーってことですが、そんな言葉聞いたことないなって。

――発明じゃないですか。

永田 (笑)。自分でも、どうしようもなくくだらないなって。でも、どうしても入れたかった。それで、女性の足を褒め称える最高の言葉ってなにかって思ったら、天空の差し込む光りとか、それくらい神々しいなと。女性の身体を自然現象や神々しいものにどんどん例えていったんですよ。

――マッキンリー山に例えて「ボディーラインにクライムオン(※登るぞ!)」って(笑)。

永田 これも、ひどいですよね。こっちはディレクターさんのアイデアだったんですけど、2人でテンションがあがってハイタッチですよ。「やっぱりクライムオンするよね〜」って。

――男子校の部室みたいですよね。

永田 そんなテンションですよ。女の子の画像を見てカワイイとか言いながら、大自然の荘厳さと絡める(笑)。女の子が威圧的に見えないように表現は柔らかく、女性に対するリスペクトを込めましたけど。

――女性に対する表現が、滝田さんとは大違いですよね。

滝田 面白いなと思いました。でも、僕、B型なので、最初自分のことかもと。

永田 でもね、滝田が自分の曲に出てきたことは1回もないんですよ。「S」って曲も、滝田周の「S」って言われることもあるんですけど、全然関係ない。

滝田 自意識過剰(笑)。でも、B型って振り回していることすら気づかなかったりするから。コーラスで歌ってて複雑な気持ちになりますね。

――ライブでも複雑な表情をしていたりして(笑)。では「コバルトブルーの空の下」。これも滝田さんの曲ですね。

滝田 コバルトブルーって言葉とサビのメロディがパッと思い浮かんで。その日に、寝てたらAメロの部分も思い浮かんで、起きて録音してって。メロディが切なくて感動する成分が入っていますが、歌詞は余計なことを一切考えず、純粋にまっすぐな気持ちを書きたいなって思ったんですよね。長いこと一緒に居る人でも、ふとした瞬間に、心が澄み渡る瞬間があって、ああ、この人と一緒にいれてよかったと思うことってありますよね。雲が晴れて、空がバッと広がる瞬間に似てるなって。

――ホロリとしちゃいますね。しかし、ずっと曲のことを考えているんですね(笑)。

滝田 他のことが一切できなくなるんですよ。部屋とかも大変な感じに……。

共作はない分、自ずと一緒に歌っている曲が多くなった!

――「ドラセナ —Dying and rising」。終始2人がハモっている曲ですね。

滝田 これは3年くらい前からあった曲なんですけど、この2人でしかできないことってなんだろうって考えた時で。サンドクロックはどちらもメインで歌うというのと、その時、まだお互いをわかりきっていない時期で、そんな2人が、最初から最後まで全部2人で歌ったら面白いんじゃないかって。メロディラインも、どちらかがメインというのではなく、主旋律が交差するようにしているんですよ。コーラスのフレーズって単品で聴くと、平坦だったり、変なメロディになるんですけど、どちらを聴いても成立するよう工夫していて、いろいろ動かしながら作っています。

――まさにサンドクロック(砂時計)というような。高度なことをしているから、大変だったんじゃないですか。

滝田 そうですね。一番練習したかもしれないですね。普通に、音程とかメロディラインを覚えたり、つられずに歌うというのもあるんですけど、2人の温度感を合わせるのが難しくて。声の音量だけではなく、音色というのか、一番2人の声が混ざる声色、質感を合わせるということですね。

――ああ、音色を合っているから気持ちがいいんですね。でもアルバムを通して、コーラスとか2人の声のマッチングの良さを感じました。

滝田 今回共作がない分、自ずと一緒に歌っている部分は多くなっているかもしれないですね。

――声色というと、「Blue!」のAメロ部分も永田さんの声がいいなと。

永田 2人いるんですよ。僕が。

――え?どういうことですか?

滝田 説明しますと、ダブルっていって、声を2回録って重ねているんです。

永田 今回は、洋楽テイストで、好きな曲調だから歌いやすかったですけど、前回「サロペット」のサビでもやってます。同じ旋律で、僕がユニゾンしているんですよ。

滝田 ダブルで録ると、ちょっとパキっとあがるんですよね。1人の場合は生々しく人間味が出る。ダブルだと削ぎ落されて無機質な感じで、機械的というか。

――ポップスでエレクトリックな曲の時にも機械的な声が合う場合がありますよね。この曲は、特に遊び心が効いているから。

永田 「ニャー」(笑)。

滝田 もともと、働く人への応援歌というテーマで作っていて、ブルーって憂鬱の意味ですけど、遊び心も利かせて、憂鬱って叫んじゃえ!っていう。いろんな職業の友達にも話をきいたんですが「仕事はやりがいをもっているけど、どこか憂鬱。でも、頑張れとかは、もう頑張ってるから言われたくない」って。じゃあ、憂鬱っていうのをみんなで叫ぼうぜ!って。憂鬱!イエーイ!楽しいー!みたいな曲です。

――応援されたくないってリアルですね(笑)。憂鬱も謳歌すれば元気になるという。では、最後の曲ですが「ウサギもカメも」。このテーマがまた……。

永田 これもファンタジーですよね。「ソーシャルネットワーク」っていうFacebookの創始者の伝記映画を観たんですよ。会社がめちゃくちゃ大きくなるけど、昔の友人とか失って、昔の彼女に友達申請するところで終わるっていう。ザッカーバーグってレースはぶっちぎりでウサギ的な人だなって。カメの孤独感や絶望感ってあるけど、ウサギの、勝ち切った人ならではの喪失感もデカいなと。「ウサギとカメ」だと、ウサギの目的意識がレースだったら止まってないだろうし、早くにゴールしてたはず。一方で、カメは勝てないレースでなんで走ってたんだろうとか。レース以外のところに目的意識を持たないと、走る意味ないんじゃないかと。「どっちも一緒じゃね?」みたいな。

――それで「ウサギもカメも」なんですね。そういうこと考えるタイミングでもあるんですか?サンドクロックも環境とか置かれてる状況とか、ものすごいスピードで変化していると思いますが。

永田 考えましたね。うーん、でも、特に今っていうことでもないかもしれないです。結局「なんで歌ってるの?」っていうところにつながるし、そこはずっと考えていることなので。

――そうか。目的意識はそこなんですね。

『LIFE IS FANTASY』は攻めのアルバムです!

――今回、このスピード感でアルバムが完成して、いろんなドラマがあったと思いますが。

滝田 前作の『EPOCH』は初めましての1枚で、今回は、特定の人にもひっかかるようなフックのあるアルバムにしようというのはありましたね。1曲1曲、アレンジャーさんと発信する表現やアイデアを取り入れて、新しくチャレンジしたところも多くて、遊んでいるところも多いし。サンドクロックを初めて聴いてくれる人もそうですが、前作まで聴いてくれている人は「君はファンタジー」で、おっ!ってなると思うんですよ。

――先ほど、大舞台でいかに多くのお客さんを掴むかという話もありましたが、攻めてモードが出てる?

永田 そうですね。攻めの1枚。さらに、僕は次への課題が明確になりました。

滝田 それは僕もそうですね。

――例えば?

滝田 歌詞の部分で、自分の中の言葉だけではなく、ひっかかりのよさを考えて言葉を選んだりとか。実体験ではあるんですけど、創作もするという。もう一歩、進めたと思います。

――耳に残るフックのある歌詞ということですよね。

滝田 そうですね。それを意識する。今まで、そういうことを考えたことがなくて、かなり苦労して、追い込まれました。永田の書き方がフック重視だったりするから、永田に相談したりとか。いいバランスでできているし、攻めの部分で攻撃力も増しているかと。

――永田さんは?

永田 僕はボーカリストとしてのところで。結構、ラップっぽく言葉を詰めた曲が多かったんですけど、響きやノリで、言葉を言葉と認識せずに歌っているんですよね。日本語として伝えることを言われて。おざなりにしてきた部分だったから、日本語で歌うなら大事だなーって。難しかったので、次までにきっちりできるようにしようっていうのが一番大きな課題です。

――お客さんを掴みにいく状況で、より伝えたい気持ちが出ているんですね。

滝田 それはそうですね。掴みにいっていますよ。

――東京・大阪・福岡とツアーが控えていますが。大阪出身の永田さんは、地元初ワンマンですよ。

永田 おお!それは、すぐ売り切れちゃいますね!友達もたくさんいるんで!

――ファイナルの福岡も、発表した途端ソールドアウト間近という。波がきていますね。

滝田 ガシガシ行きたいですね!今回は東京公演もドカンとやりますので。『EPOCH』でまいた種を、今回のアルバムでライブの動員にもガンガンつなげていけたらなと。もっともっと、大きい会場でできるようにステップアップしていきたいです!

LIVE

サンドクロック Release One-Man Live『LIFE IS FANTASY』

日付2015/12/10(木)
開場/開演18:30 / 19:00
会場東京 shibuya duo MUSIC EXCHANGE
料金全自由 前売り¥3,800(税込・D代別)
チケット一般発売日2015/10/10(土)
お問い合わせ先NEXTROAD 03-5712-5232
チケットぴあ:TEL 0570-02-9999(Pコード:)
ローソン:TEL 0570-084-003(Lコード:)
e+
SMAチケット


日付2015/12/11 (金)
開場/開演18:30 / 19:00
会場大阪 Janus dining
料金前売り¥3,500(税込・D代別)
チケット一般発売日2015/10/10(土)
お問い合わせ先Janusdining 06-6211-6222
チケットぴあ:TEL 0570-02-9999(Pコード:278-993)
ローソン:TEL 0570-00-0777(Lコード:54203)
e+
SMAチケット Janusdining店頭


日付2015/12/13 (日)
開場/開演17:00 / 18:00
会場福岡 Gate's7
料金前売り¥3,500(税込・D代別)
チケット一般発売日2015/10/10(土)
お問い合わせ先キョードー西日本 092-714-0159
チケットぴあ:TEL 0570-02-9999(Pコード:)
ローソン:TEL 0570-00-0777(Lコード:)
e+


サンドクロックSpecial LUNCH Live

日付2015/12/13 (日)
開場/開演14:00 / 14:30
会場福岡 Gate's7
料金¥2,500(D代別)
チケット一般発売日2015/11/14(土)
備考終演15:30

サンドクロック 「LIFE IS FANTASY」インストア予約会イベント

2015/10/31(土)熊本 蔦屋書店 熊本三年坂 イベントスペース
2015/11/01(日)福岡 タワーレコード福岡パルコ店 店内イベントスペース
2015/11/01(日)福岡 チャチャタウン小倉 1F イベントスペース

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サンドクロック 「LIFE IS FANTASY」リリース記念インストアイベント

2015/11/03(火)神奈川 タワーレコード横浜 VIVRE 店 店内イベントスペース
2015/11/07(土)神奈川 湘南T-SITE1号館2階 湘南ラウンジ
2015/11/08(日)東京 タワーレコード渋谷店 4Fイベントスペース
2015/11/14(土)愛知県内実施予定
2015/11/15(日)兵庫 HMV三宮VIVRE店 店内イベントスペース
2015/11/15(日)兵庫 イオンモール伊丹昆陽 1F 緑の広場
2015/11/23(月・祝)宮城県内実施予定

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